あなたの絵は大丈夫ですか
ある画家は、大切な作品だからと自宅の押入にしまいこんでしまった絵画を半年ぶりに見たら、一面カビだらけになっていました。氏は、日焼けしないように光から絵画を守ろうとした措置が、実は、逆に湿気を呼び込むハメになったわけです。
紙にとって高温多湿の日本は、特に辛い環境なのです。紙の保存にはデリケートな気配りが必要です。また、長年日本の風土で維持してきた掛け軸などでさえ、近代のコンクリート住宅では、これまで通りの保存方法では適用しません。

生きている紙
「紙は生きている」と、よくいわれます。これは、紙が水分を吸ったり吐いたりする素材だからです。紙は、水分を含む量によって膨張したり収縮し、この時絵画にストレスがかかります。また、相対湿度が70%を越えるとカビの発生が起こりやすくなります。

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